S1 最終日最高4位 最終36位
SV S1で最終36位を達成したので自分の構築のメモがてら簡単に構築についてまとめます。
(最終日8:30時点で4位 最終はそこから3連敗)
以下常体
※追記(2023/2/1)
詐称云々あったのでホームの証拠画像貼っておきます
※追記
超大手大人気ポケモン実況者のあゆみんさんに僕の構築を動画内で使っていただいたのではらだいこマリルリの使用感などが見たい人はぜひ以下の動画を見てください
採用経緯
ドラゴン環境において逆鱗やドラゴン技のこだわりが頻発するため、それを起点にして安全に詰める腹太鼓マリルリが環境にささっていると思いそこからスタート。マリルリ受けのへイラッシャアーマーガア辺りに対して高火力ボルチェンを叩きこめ、マリルリとの相性保管も良い眼鏡アナライズジバコイルを採用。この2匹とサイクルを回しやすい浮いたドラゴンとして残飯サザンと鉢巻カイリューを採用。カイリュードドゲザンへの受けと起点作り、流しができるゴツメカバルドンを採用。構築に炎打点が欲しいのと、ここまでできついマリルリミトムサフゴに強いhbベースの草テラスウルガモスを採用。構築全体が遅いのと初手ドラゴン対面のテラス択が気になったので裏にも通るフェアリーテラバーストを打てる鉢巻ドラゴンとして鉢巻カイリューを鉢巻フェアリーガブリアスに変更し完成。
以下詳細
カバルドン@ゴツメ テラス草
h252b252d4 腕白
調整意図 ぶっぱ
地震/ステロ/欠伸/怠ける
普通の物理受けカバルドン。水が重いのと気持ちばかりのキノコの胞子対策として草テラス。
セグレイブを受けられるようにフェアリーテラスにしようかと思ったがテラスピースが足りなかったのでしなかった。結果的にテラスタルの選択や選出がぶれなくなった為これはこれでよかったと思う。又、眼鏡ミトムにどうしても欠伸が入れたい時に一度だけテラスタルを切った。
打点はサフゴキョジオーンドドゲザンに負荷をかけられる地震。構築が遅めなので岩石風じ或いはじならしでs操作できるようにしても良かったかもしれない。
相手は大体初手にカバルドンに強いポケモンが来るので出すときは基本裏から投げるようにしていた。
マリルリが腹太鼓を積む上で砂ダメージはかなり痛いが削りとしてもかなり重要な削りとなるため砂ターンを丁寧に管理する。
遅い構築なうえに先制技持ちも少ないのでミリ耐を砂でよく殺した。
アタッカーカイリューとドドゲザンが減少していたので選出率こそ低かったが、出した時には相手の襷とマルスケを確実に潰してくれるのが良かった。
構築が全員ゲンガーより遅いので催眠も道連れアンコもめちゃくちゃキツかったのだが見た目上襷ゲンガーに強い枠になってくれたのが本当によかった。
受け切るという意識ではなくクッションという意識を強く持って積極的に釣り交換を行なった。
選出率4位タイ
選出時テラスタル率 ほぼ0%
ガブリアス@鉢巻 テラスフェアリー
h28a220b4d4s252 陽気
調整意図
物理方面意地マスカーニャのじゃれ耐え
陽気セグレイブのつぶて確定耐え
残りasぶっぱ
逆鱗/地震/テラバ/アイヘ
一番最後に入ってきた割に一番出した。最強のポケモン。テラスを切ることを厭わないのならほぼ全てのポケモンに初手対面勝てる。
アイアンヘッドはフェアリーテラス後のミトムへの打点と怯み運ゲーによるミミッキュの突破手段として採用。
裏にフェアリーがいる構築に対して初手ドラゴン対面強気にテラバーストを押すのが目の前にも交代先にも大きな負荷をかけられ、安定択になりやすいのが強かった。(マリルリやカバルドンに引くのが安定している時はそっちの行動をとっても良い。ただしこの構築に出てくるセグレイブはそのほとんどがマリルリに強い型なのでそれに対してはガブでテラスを切って突っ張る)
きついポケモンを初手テラスで持っていったあと死に出しで有利対面をつくりドドゲザンへの不意打ち耐性を活かしてスイープする動きが強かった。
後述するマリルリとのへイラッシャへの役割集中が良く、どちらを通したいか、腹太鼓がつめそうなタイミングがありそうかをよく考えていた。
ドドゲザンの不意打ちを耐えるラインまで体力を確保しながらサイクルを回すのがとても大事。
選出率1位
選出時テラスタル率 50%程度
サザンドラ@残飯 テラス鋼
h204b4c252d4s44 控えめ
調整意図 h...16n+1 s...準速 ガッサ抜き抜き c..あまり特化
龍星群/ラスカ/悪巧み/身代わり
ドオーとキョジオーンへの殺意でできた型。おまけでキラフロルやいろんな低速ポケモンを起点にできる。ヘドロドオーはラスカでdをいつか下げればpp足りなくなるし、マントドオーはけたぐりがない限り相手から何もできないのでppをからせる。
かなりの耐久と耐性、まあまあの火力があるので結構打ち合えるのと、残飯悪巧みのおかげで低速サイクルはアンコールさえ気を付ければこいつ1匹で3タテもよくあった。
足が遅いせいでテラスタルを切らないと他のドラゴンに不利すぎるので、選出する際はのちの試合展開でサザン以外がテラスタルを切れなくても困らないような選出をすることを心がけていた。又、テラス後の耐性が優秀で鋼の方がサイクルを圧倒的に回しやすいので出した時はほとんどの試合で初手テラスをしていた。これによりドオーのどくどくが効かなくなったりステラのダメージが減ったりする利点があるが、しおづけのダメージが上がるのでしおづけ状態になってもいいからあと投げをするという動きが取れなくなることに注意。
最終日はドオーキョジオーン含め低速サイクルがほとんどいなかったのでほとんど出せなかった。改善の余地がありそうな枠。
選出率6位
選出時テラスタル率 90%程度
マリルリ@オボン テラス水
h228a252b4d4s20 意地
調整意図 h...4nで最大 a...特化 s...余り
アクブレ/じゃれ/アクジェ/腹太鼓
環境に刺さっていたポケモン。オボンでも最低限サザンへの後出し性能はあるし、ガブの地震2耐やセグレイブへのあと投げ回数の増加などクッションとしてもかなり重宝した。
マリルリのメジャーな型がチョッキなのもあって腹太鼓は警戒されにくい見えない勝ち筋になっていた。(チョッキマリルリが弱すぎてマリルリがそこそこメタから外されてたのもgood)
h252ドドゲザンテラスアクジェで中乱数、無振りマスカーニャ超高乱数と凄まじい火力を出せる上今の環境のテラスタルは大概が水が等倍以上のものなためテラスタルで受けることもできず、サイクル下で多少の削りを入れられれば積んだあと3タテというのは本当にざらにある動きだった。
主にはらだいこを積むタイミングとして、拘りドラゴン、逆鱗、有利対面でのマリルリ受け(モロバレル貯水ドオーアマガなど)への交代読み、アクジェ圏内の敵に対して死に出しで出してアクジェ読み交代読みはらだいこ、カバルドンでの起点作成、3/4以下しか入らない敵との対面など多岐に渡る。
基本的にはクッション+先制技での縛り+ドラゴンの一貫切りとして使い、相手の体力状況を鑑みつつ積めば勝てるor積んで1.5体持って行った後マリルリが死んだことでこちらのサイクルが破綻しないという時にだけ積むという心持ちで使う。常にマリルリが詰めるタイミングを作れないか貪欲に探し、作るのが肝心
テラスを切ったHBカイリューをカバルドンのあくびで流した後、はらだいこを積んで倒すことがちょくちょくあった。(テラス後は水等倍になっていて砂でマルスケがないのでテラスアクジェで突破できる。アンコールの上から飛ばせるのがgood)
選出率2位
選出時テラスタル率 30%程度(≒はらだいこを積む率)
ジバコイル@眼鏡 テラス飛行
h236b4c196d4s68 控えめ
調整意図 h...16n-1 s...無振りアマガ抜き抜き
10万/ラスカ/ボルチェン/てっていこうせん
火力がバカすぎるポケモン。sはラウドボーンが多かった時期に伸ばしたのをそのままにしていたが、今は数が減ったしsを伸ばしているラウドボーンも多くいるのでcに回してもいいかもしれない。(マスカーニャガブサザンミトム辺りへの乱数がまあまあ変わってくる)ただそこそこの割合のドドゲザンをこの調整で抜き返していると思うので難しいところ。耐久は物理特殊とも結構カツカツなので実数値175からは削れないと思う。
てっていこうせんは自主退場したい場合やとにかく1匹持っていきたいときに打つ。
この構築はカバルドンの吹き飛ばしを切っている上行動保証のあるポケモンがいないので壁からの詰み展開がかなりきついが、オーロンゲ始動の壁展開にはこいつがかなり活躍してくれた。壁オーロンゲにアナライズてっていこうせんで確定1発なので相手にリフレクターを貼らせないし、その後のポケモンの起点も自殺して回避できるので良い。眼鏡はテラバースト打ちたい場面がガモス対面ぐらいしかない上こいつに地震を透かす以外の使い方でテラスタルを切るのはかなり弱い動きのため、テラバーストよりはてっていこうせんの方が良いと思う。
ガブが入ってる構築はほぼ確実にガブが出てくるので有利対面はラスターカノンを押しまくっていた。
選出率3位
選出時テラスタル率 10〜20%(ガブ対面orラス1の弱点消しのみ)
ウルガモス@木炭 テラス草
h116b244c116d4s28 控えめ
調整意図
h...16n-1 d...特化サーフゴーのシャドボ2耐
c...11n (鋼勢への乱数が変わるライン)
s...準速ガッサ抜き b...できるだけ高いように余り
大文字/ギガドレイン/蝶の舞/朝の日差し
少し特殊な型。物理耐久と火力を確保しようとしたら不思議な調整になった。この構築はマスカーニャが入ってる構築からの初手被選出率が100%なので大体それに対して投げる。マリルリミトムがきついのと耐性的にも草が相性がよくギガドレの回復量を増やしたいので草テラス。
鋼勢への乱数を考えて大文字で採用。結果的に控えめ眼鏡ガモスの炎の舞とほぼ同じ火力が出せる。
この世の大体のガモスがフェアリーテラスなので全ガブに対面地震しか押されず、草テラスで起点にできるのが良い。かなり耐久に降っているので蝶の舞後はギガドレの回復も合わせて構築によっては3タテも可能。
持ち物はブーツは受動的な効果で腐りうるのが嫌いなので非採用(全然強いとは思うが)。残飯オボンを持たせたかったがサザンマリルリとの優先度の兼ね合いで断念。木炭か奇跡のタネか1/4回復きのみが適していると思う。木炭はかなり物理に厚いガモスからの大文字と合わせて想定外の火力でサイクルに高い負荷をかけられること蝶の舞後の抜き性能が上がることを評価して採用。
ガモスマスカーニャ対面でほとんどカイリューが出てくるので鬼火が欲しい場面が多かったし、鬼火考慮しろよと思ってキレていた。
このポケモンは出したときはテラスタルをそのまま切る流れになることが多いのでそれを考慮しつつ選出を考える。
選出率4位
選出時テラスタル率50%〜60%
後書き
初最終2桁&瞬間1桁をs1の人が最も多い時期に取れて本当に嬉しい。朝8:30時点での4位は保存すれば確実に1桁順位を取れたと思うが、ポケモンが楽しすぎて後30分ポケモンしないのが耐えられなかったのと、最終日4桁から勝率80%弱程度で勝ち進め今の自分はこの世で一番ポケモンが上手いと確信を持ち潜ってしまった。その結果が3連敗で流石に涙が止まらない。
新要素のテラスタルは全対応を目指すよりもある程度の択やお祈りプレイングを許容するのが大事なように感じた。またこのゲームは天然が強い影響で拘り持ちが多いのでタイプ受けサイクルでの安定択を意識することが強く大事だと感じた。また鉢巻ガブを採用してから爆勝ちし始めたので、上から一貫性のある高火力技を押し付けることが安定して強いと思った。
選出の段階である程度どこにテラスタルを切るか考えておくのが非常に大切だと感じた。できるだけ早いポケモンや透かしで切りたい。
初手テラスはリスクが高い行為ではあるがそれで数的有利を取ればかなり優位に立てることがほとんど。この構築はかなり前のめりなサイクルなので初手テラスで数的有利を取り対面的な動きを可能にするとのちがかなりやりやすく、初手テラスを多く用いた。
レンタル使う人向け簡単な選出と立ち回り解説
基本的にはガブにテラスを切るがジバコイルと地震持ちが対面してしまった時だけジバコイルに切る。マリルリで腹太鼓が積めたタイミングでテラスを切れば3タテできる時はマリルリにきる。
敵にマスカーニャがいるときはジバコかマリルリをガモスにして初手に置く。
相手にサザンが起点にできるポケモンが2匹以上いてそれら以外にも積んだ後はそこそこ戦えそうな取り巻きならサザンを出す。
ミミッキュカイリュードドゲザンガブリアスなどが2体以上いて選出の都合上引き裂きがほしい時はカバをだす。
かなり選出のパターンが多くあるグッドスタッフ構築なので下記にある選出以外も良くした。かなり慣れが必要。
選出パターンまとめ
(上ほど良く出した選出)
ガブカバガモス(マスカーニャ入りに対して。初手はガモスを置き、ガモスが物理龍と対面した時の引き先にカバルドン)
ガブマリルリガモス(マスカーニャ入りに対して。相手の龍がサザンセグレイブドラパとかあたりならこっちが多め)
ガブサザンマリルリ(サザンを選出したい時の並び。サザンが鋼に勝てないのでガブで鋼対面圧力をかけていく)
サザンマリルリジバコイル(サザンが出したいが相手にマリルリがいる時はこんな感じ。ジバコイルで鋼を対面から削るのが大事)
カバルドンマリルリガブリアス(マリルリのはらだいこアクジェの通りが良すぎる時にカバルドンで起点を作る並び。最終日はカイリューが多すぎてこの並びはしなかった)
(ヘイラッシャがいない受けループに対してはカバでステロを撒いておけば巧みサザンに特殊受けを投げさせてからマリルリを投げてはらだいこでテラスアクアブレイクが誰も受からないので勝ち。ヘイラッシャがいてもドオーがいない受けルにはカバでステロをまいてジバコのボルチェンと釣り交換を駆使すればかなり楽に勝てる。ヘイラッシャドオーがいたとしても両方に対して身代わり巧みサザンが有効な為、ヘイラッシャドオーハピナスという選出以外には上記の4体で超絶easywinができる。(もしこの選出をされてもステロと釣り交換の複合で勝てる場合もあるだろうし、全受けループ使いが鉢巻ガブ警戒でクレベースを投げてくるだろうからこの選出をされることはない))
カイリューにアンコール配った社員は○ね
質問があればTwitter@loveshizukasuまで
※注意書き
現在最終36位を名乗る人物が筆者以外にTwitter及び構築記事まとめサイトに上がっています。
おそらく普段ポケモンのツイートをしないアカウントでの最終順位の発信だったのでそこにつけ込まれたのかな?と思っています。
現在その方にはDMで抗議を行っている最中ですが、構築記事まとめサイトなどを利用している方からするとよく分からない状況になっていると思うので、確実な証明とまではいきませんがこちらの構築記事を少しでも信用していただけるよう参考画像を下に数枚添付しておきます。
(ぶっちゃけ詐称ニキの構築記事はクオリティが低すぎて割と一目瞭然だと思うけど笑)
(記事の通りの構築で超上位帯を潜っていたことに関する証明画像)
(初1桁で興奮してスマホでもとった画像
これは加工がしにくいので結構信頼度が上がると思う)
(瞬間最高4位を達成した時の画像)
(その後最終4位の方に朝8:30にマッチングした時の画像)
(7位達成時から1勝3敗で35位まで落ちた画像
朝8:55〜8:58ぐらいの時の画像)
(そのまま放置した最終順位)
※追記
詐称の件完全に解決しました。
詐称元の方とdmでお話をさせていただきまとめサイトから撤回させるよう同意をいただいたのでこれから色々な構築記事まとめサイトに問い合わせるつもりです。